DXフレームワークの一例として、リアルコミュニケーションが組み込まれたビジネスをDXする『どこでもクラークあかるっく』を紹介します。
どこでもクラークあかるっく
店舗展開している事業者の店舗スタッフを「遠隔スタッフ(≒クラーク)による”あたたかみ”のあるリアルコミュニケーション」で実現するフレームワークです。小売業や不動産仲介業など多くのビジネスモデルへ適用が可能です。
スタッフは世界中 "どこでも" 国境に関係なく、"クラーク"になれ、"あかるく"お客様の笑顔を"ルック"しながら働くことができます。一方、事業者は店舗運営の省力化、そして顧客への新たな価値の提供を実現できます。
従来であれば来店したお客様のオーダーを店舗スタッフが実施していましたが、このフレームワークを使用することで、遠隔スタッフよるお客様対応が可能となります。遠隔スタッフは複数店舗を掛け持ちすることができ、自身の接客スキルを活かして幅広く活躍できます。
使用例
『どこでもクラークあかるっく』の使用例を以下に紹介します。
店舗イメージ
複数店舗展開しているカフェダイニング・ぶどうの樹
登場人物
お客様:カフェダイニング・ぶどうの樹への来店客
店舗スタッフ:来店客の案内と料理提供の業務を行う
遠隔スタッフ:自宅などのリモートで料理のオーダーをとる業務を行う
オペレーション
◆お客様が店舗にご来店
店舗スタッフがお客様を席に案内し、タブレットの来店人数と言語を選択してお客様に渡します。
※選択した言語に対応できる遠隔スタッフを選任することができます。
◆遠隔スタッフ呼び出し
お客様はタブレットの[注文呼び出し]ボタンをタップすることで、いつでも遠隔スタッフを呼び出せます。
◆料理のオーダー
無機質なタブレットオーダー受付とは違い、画面に遠隔スタッフの顔が表示され、直接会話してオーダーすることができます。
※選択した言語に対応できる遠隔スタッフが対応します。
※会話内容がテロップで表示されます。
※画面右側に会話履歴と翻訳内容が表示されます。
『どこでもクラークあかるっく』でビジネスをDXするメリット
企業側のメリット
- スタッフ不足の解消(必要な時に必要なだけスタッフを投入できる)
- スタッフのコスト削減
- 「人と機械」ではなく、「人と人」のリアルコミュニケーションが行えるため、”あたたかみ”のあるサービスを実現可能
- 障がい者雇用やグローバル人材の活用など、働き方改革も絡めた多様な雇用と職場環境の整備
遠隔スタッフのメリット
- 人種・性別・年齢・身体・場所を問わず働く機会を得られる
- いつでもどこでも対応できる(インターネットが使える環境であれば世界中どこからでも対応できる)
- 接客スキルや外国語スキルなどの自分の能力を活かせる
来店客のメリット
- 複数言語に対応しているため、スムーズなオーダーが可能
- お客様が待つことなくスタッフを呼び出すことが可能
- 一般的な注文タブレットとは違い、スタッフのお勧めやメニューの詳細を遠隔スタッフに確認できる
- 接触人数を減らせる
DXビジネスパートナーズが提供するフレームワーク
ここまで『どこでもクラークあかるっく』を紹介しましたが、DXビジネスパートナーズでは様々なフレームワークが用意可能です。
デジタル技術、デジタル製品、リソースを組み合わせてDXフレームワークを構築します。
ビジネスモデルという骨格があればDXフレームワークを活用してスピーディーにビジネスを展開できます。
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